彼方的她-Aliya
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In Other Water や Analogue: Hate Story 味を感じたのと、やりたいなと思ったゲームが中国語のみ対応ってことも増えてきたからなんか方法考えるきっかけにしようと思ってやってみた。
ゲームとしては、船上AIのUIを通じて会話したり、現実時間と連動した仕組み(睡眠時間と称して実際に7時間くらい待たされる)があったり、Analogue を思い出した。自分はOSの日時をずらしてしまったけど。
それでも、1泊2日程度の長さだったり、船上AIじゃなくて生身の人間だというのが割とすぐばれて受け入れらたり、UI上のスイッチやラジオを思ったより使わなかったり、思ってたより軽めな印象だった。でも、ゲームを閉じているときやフォーカス外れているときにデスクトップに通知が来るのが、なんかいまどきって感じの没入感があって面白かった。クリア後もストーリーというか Aliya とのちょっとした会話が毎日1回くらい発生してそのたびに通知が来るので精神が参っているときにやると妄想の虜になるかもしれない。
ゴリゴリのアニメキャラが出てくるとどこまでマジになって話聞いたらいいか分かんなくなることがあるんだけど、絵が少ないおかげで読みやすいというか、没入しやすいというのもあったと思う。というか他にも、ゲームっぽいインターフェースになっていることも相まって、自分の脳でも受け入れやすくなっていた。でも一番の理由は、中国語を全然知らないおかげで、露骨なキャラ付けっぽい言い回しとかが目につきにくかったので、逆にすんなり受け入れられたというのもあった。
Aliya の境遇が割とタフだったり、神秘的信号を放っている星など、クラシックなSFに色々と元ネタがありそうな話もあったのかも。
知らない言語のゲームなのにリアルタイム性を求められて自業自得だけど辛かった。スクショ撮ってGoogle Cloud Vision API で文字取り出して翻訳する適当なツールを作って乗り切ったけど、ちゃんとコメントで教えていただいたような翻訳ツールとか探して使えばよかったね。Cloud Vision API をガッツリ使いまくってしまったけどそこまで請求されなかったのでひとまず安心だけど、こういうCLIのどうでもいいスクリプトをせこせこ作ってるんじゃなくて、流行りのツールとかのプラグインとかを作る方が後々色々便利だし役に立つだろうけど、なんかあんまり楽しくなさそうに感じちゃうんだよな。