Mosa Lina
Immersive-sim だと思う
同じレベルでも習得しているスキルや持っているツールによって、遊ぶたびに違う方法でクリアできるというのが Immersive-sim の醍醐味なら、全部のツールがレベルごとにランダムでアンロックされるこのゲームもそう呼んでもいいんじゃないのみたいなことらしい。開発者の Devlog を雰囲気でしか英語を理解せずに見ただけだから全然違うかもしれない。
開発者の他の Devlog をみると immersive-sim とは(ざっくり言うと)プレイヤーの行動によってゲームの世界に影響を与えるゲームとのことらしいので、そういう意味で言うとこのゲームではすごく小さい形でそのコア部分が実装されているのかもしれない。
実際のゲームプレイは操作が結構大変だった。物理演算風の挙動に悩まされる場面が多く、微妙な坂で突っ立いてもちょっとずつ滑って落ちてしまったり、飛び道具の挙動が予測しづらかったり、立ち止まって考えるよりはとりあえず動いてみるという感じだった。
結果、ツールのガチャを回したり、曖昧な当たり判定の坂を無理やり登ったり、射幸心を煽られているような気持ちにもなった。そういうランダム性のおかげで常に「何度かやってればできるかもな」という妙な中毒性があってずっと無心でプレイし続けられるようなゲームだった。
全然関係ないけど、何度も死んでいるとハブというか休憩地点みたいなところに飛ばされるんだけど、そこに表示されているアドバイスのユーモアに変にイライラしてしまっていた。プレイ中にしょうもないことを口走ってしまっていた気がする。なんか怒っている人間を茶化すユーモア全般が嫌いみたいなことを。でも、怒っても狂ってもいない奴はただのアホだってブコウスキーも言ってたし、これは間違ってないと思う。
でもゲーム中のアドバイスは別に、そんな茶化すような意図はなかったよなと冷静になって見返すとそう思う。やっぱり自分が狂っていたのかもしれない。