パラダイスキラー
- 個性的なキャラクターデザインのせいでド派手な演出にあふれた超スペクタクルの展開があるのかと思ったけど、実際のゲームプレイとしては、マップを探索して証拠を集めちゃんと事件を推理する割と伝統的なアドベンチャー/ノベルゲームという感じだった
- しっかり文字を読むゲームでもある
- しっかり文字を読むゲームでもある
- 調査を終えたら任意のタイミングで裁判を開始でき、そこで調査パートで集めた証拠を元に犯人を糾弾するという流れで、実際プレイヤーの選択は「誰を犯人にするか?」のみ
- 証拠が足らないと裁判官に却下されるので誰でも犯人にできるわけではないけど、だれを犯人にしてもそれほど物語が大きく変わるということもない
- ある意味、自分の選択により証拠という事実を真実にするという謳い文句通りではある
- 裁判パートに入ってからはどんどん真実が明るみになっていく爽快感はあるけど、もうすでに推理してわかっていることの確認でもあるので、そこからどんでん返しのような新たな真実が見つかるみたいなことはない
- とはいえ、ここで新たな証拠や事実が明らかになったとしても盛り上がりはするけど、作家にコントロールされた茶番感もあるので、オープンワールドを謳っているゲームとしては、時間をかけて準備したらそれだけ報われたり楽したりできるのは正しいのかなと思う
- 実際調査パートをカンペキにやろうとしたら10時間くらいはかかるので、それが覆されるような事態になると正直怠いかもしれない
- 例えば逆転裁判とかだと割と時間かけて調査パートをやらされるけど、裁判パートが始まって新事実が出てきたり、そもそも裁判が始まらないとわからない証拠もあったりして、調査パートをマジにやって推理する楽しみは薄まってる感じはあったので、こういうのもありかなと思います
- そのかわり、判事がプロレスの実況張りに盛り上げてくれたり、めちゃくちゃ返り血浴びてる「死んだキラーデーモン」がとくに誰にも触れられないまま無罪になったり、色々パワーにあふれた瞬間がたくさんある