Wednesdays

Wednesdays #1
Broadcasted live on Twitch -- Watch live at https://www.twitch.tv/sumirodon4

難しい話だし、なんか適当なことを言ってしまうのが怖いんだけど、やったことを忘れたくないので。
様々な形態の性的虐待を Tim の記憶を介して描いている。ただ、それだけではなく地元とか友達とか家族とか子供時代とか、なつかしさの正体って「こんなもん」だったよなという感じを平熱で描こうとしているような気がした。あまりしっかり読んだことはないけど『じゃりン子チエ』とか思い出した。
「思い返したらあれってヤバかったよな」みたいな、そんな綱渡りの上でみんな「普通に」育ってきたんだけど、本当に「普通に」だったって言えるのか?みたいな疑問がいつまでも消えない感じ。
ある意味 Tim はその原因がはっきりしているとも言えるけど、実際に「元凶」である Giovanni と会って話しても、「あれで良かったのかな?」という感覚が残る。
「四角い頭」とそれ以外が、ある種の経験があるかないかではっきりと別れているのは一番えげつない表現な気がした。当事者からしたらそれくらいの乖離を感じているんだなと突き付けられている感じで。
世の中に対する疎外感が人を傷つけてしまうかもしれないという不安に共感できている気がしてもそれは独りよがりに過ぎず、対話の中にしか答えはないし声を出していくしかないという事実に、自分は真正面から向き合えていない。